こんにちは 今井の丘公園です
5月13日にサカタのタネさんから講師をお招きして栽培勉強会を開催しました!
講師の高橋さんには様々な質問にとても丁寧に答えていただき、皆さん熱心にメモを取りながらの有意義な時間となりました
当日話された内容について、当社職員が聞き取ったものを一部ご紹介しますね
Q.トマトの収穫を増やすにはどうしたらいい?
→A.支柱を1本ではなく2本にし、枝を2~3本にして大きく育てると収穫量が増えます。
Q.トマトをうまく育てるコツは?
→A.茎の太さが鉛筆ほど(支柱より細目)に均一になるよう育てるのがコツです。同じナス科ですが、トマトは水と肥料は少なめ ナスは水と肥料は多めにすると良いです。
Q.ナスを植付けてから下の葉が枯れてしまいます
→A.ナスの適温は20~30℃くらいで植付け直後は温度が低いので、根付くまでは支柱と堆肥袋などであんどん仕立てのようにして温度低下を防ぐと良いです。枯れた葉は取り除きましょう。
Q.3月中~下旬に前の畑からニンニクを移植したが、生育しますか?
→A.ニンニクは成長が春で終わるので、この季節に移植しても大きくなりません。葉が枯れたら収穫しましょう。秋植えの種にはならないので食べて、秋に新たに苗を購入してください。ニンニクは秋に植え付け春までに成長するのでその間に肥料を適時あげて太らせましょう。
Q.ネギを今から育てるには?
→A.春まきは3~4月頃までです。秋に種や苗から育てた方が良いです。
Q.畝の高さはどれくらいが良いですか?
→A.雨がたまらないよう10~15㎝位が良い。畝+マルチをするとなお良い。
Q.あんどん仕立てをした方がよい苗は?
→A.葉が大きく成長が遅めのもの(ナス・キュウリ)に施すのが良いです。キュウリはツルが伸び始めたら外しましょう。トマトはしなくて良いです。
Q.アブラムシやヨトウムシ対策は?
→A.早期発見と早期対策(駆除等)が必要なので、生育状況等こまめに観察しましょう。分区園や家庭菜園では、自然由来のアーリーセーフ(アブラムシ等)やゼンターリ(ヨトウムシ等)は有効です。
Q.追肥のタイミングは?
→A.育てる野菜等により異なりますが目安として、「葉の色が薄い」「葉の茂りが多くない」などのタイミングで追肥を行います。追肥量が少ない時は、追肥の期間等を短くするなど調整がきくが、多くあげても根が枯れたり、葉だけが生育して実が育たないなどの影響があるので、肥料袋等に記載している容量を目安にしてあげることが重要です。
サカタのタネさんからいただいた「失敗しない野菜栽培」の冊子を利用者倉庫の図書コーナーに置いています。これ、内容盛りだくさんでとっても役立つんです。しかも300円
ぜひご活用くださいね。
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