少し時間が経ってしまいましたが、6月初旬に行われた『巡回栽培勉強会』の様子をご紹介します
当日は(有)サカタテクノサービスさんより講師をお招きして、参加者それぞれの畑を巡回しながら質問に答えていただきました。
当日スタッフが聞き取った内容の一部がこちらです👇
Q.前の使用者が取り残したイモが発芽していたので植え直したら生育しました。育ちは順調でしょうか?
→A.生育は順調。花が咲いて葉が枯れはじめたら収穫できる。ジャガイモは植付けから収穫まで90日で収穫するのが目安。植付けの際は、検定を受けた種芋を植付けること。
Q.トマトの栽培方法について
→A.主枝の1本仕立てで、脇芽はすべてとるのがオススメ。主枝は小指程度の太さが目安で、それ以上だと肥料過多。求肥力が強いので肥料と水は控えめにすること。主枝が太い場合や上葉が育ち過ぎている場合は、下葉を欠いて樹勢を弱める。二本仕立てをしている途中、風などで1本折れた場合は、脇芽を新たに1本残して仕立ててもよい。
Q.キュウリの栽培方法について
→A.下の5~6節までの葉や実などは、その後の生育に影響するので、取り除く5~6節以降の小づるは、葉を2枚残し、以降のものは取り除く。下の方に伸びる小づるは誘引もしくは取り除く。
Q.ピーマンの生育が悪いが、ネットをかけて光が遮断されたのでしょうか?
→A.ネットをかけても90%程度は光が入るので、ネットの影響はないと思われる。植付け後の温度が低く生育が鈍化したのではないか。初期成育時にネットをかけて防虫予防を行うことは有効であるが、暑い時期にはネット内が蒸してしまうため、時期を見て取り外すとよい。
Q.エダマメを畑に種を蒔いても発芽しなかった。プランターに蒔いたら芽が出たのですが連作障害ではないですか?
→A.4月初旬に土壌改良が施されているため、連作障害の可能性は低い。プランターの生育環境は不明だが、温度による影響と思われる。
Q.エダマメを昨年度は収穫時期に害虫被害にあったので、今年はネットをかけて育てています。ネット上部まで生育しているが、摘心する必要がありますか?
→A.生育状況は順調。摘心する必要はない。害虫被害はホソヘリカメムシの影響ではないか。主枝が曲がっても生育に問題はないが、半円支柱が低くなっているので、ネット内で育てる場合は、生育状況に応じて支柱を取り替えると良い。花が咲くころはこまめに灌水することと、ネット内に害虫がいると作物が全滅するので、ネット使用時は、害虫がいないかよく観察すること。

Q.ナスの栽培方法について
→A.1番花が咲いたらその脇2本と主枝を残す。1番花の雄しべと雌しべで生育状況を確認する。雄しべより雌しべが長いと生育は順調。逆だと肥料不足なので、花の状態を良く観察して肥料をあげる目安を確認するとよい。
Q.トウモロコシの栽培方法について
→A.本葉7~8枚になった頃から雄穂が出る頃まで肥料は多めにすること。
Q.ダイコンは今の時期でも収穫できますか?
→A.ダイコンは多品種で時期もまちまち、種袋の裏に種まきから収穫目安のスケジュールが載っているので参考にするとよい。
Q.追肥は土になじませる方法と土の上にバラまく方法のどちらが良いですか?
→A.土になじませる方法と土のうえにバラまく方法どちらでもよい。根に直接肥料があたると肥料焼けを起こすので、土になじませる場合は、注意が必要。養分の吸収は根の先端から行われるので、植付け初期の追肥は株元周辺に肥料を蒔くが、生育状況に応じて外側に肥料を蒔く。葉を広げた下に根がある目安となるので、参考にすること。
Q.コンパニオンプランツの生育が悪いです
→A.ミニトマトの苗を植付け後にバジルの苗を植付けたが、ミニトマトの下葉の陰にかくれてしまったため、バジルの生育が悪いのではないか?コンパニオンプランツとしてミニトマトとバジルの相性はよいが、あくまでも主栽培(ミニトマト)がメインでコンパニオンプランツ(バジル)は病虫害防除の役割がメインであることを考慮すること。バジルを主栽培として考えるのなら単体での種まきや苗の植付けをするとよい。
勉強会の後は協働農園のタマネギを皆で収穫していただきました
お天気にも恵まれ、参加者からは「とても勉強になりました
次回の栽培勉強会は10月を予定しています。ぜひご参加ください
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